前回の最後で「手付の額」について整理しておいて頂くよう伝えていましたね。
それでは、しっかりと整理していただけたと思いますので、早速問題を解いていきましょう。
(まだの場合はテクニック3に戻ってから「手付の額」のポイントを確認してみてください。)
<平成21年 抜粋 一部改>
問題
宅地建物取引業者Aが行う契約の売買または売買の媒介に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定に違反するか、しないか。
・A は、自ら売り主となる建物(代金5,000万円)の売買に際し、
解答と解説
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解答
違反する
解説
この売買は、宅建業者Aが自ら売り主となるものであり、
①代金額の10分の2を超える、代金の30%に当たる手付金を受領していますね。
②宅建業法の規定に違反することになります。
この問題では代金の30%との記載がありますので5000万円から金額を導き出さなくてもいいですよね。
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しっかりと整理をして頭に入れておいてくださいね。