民法テクニック1問題4

前回の最後で「手付の額」について整理しておいて頂くよう伝えていましたね。

 

それでは、しっかりと整理していただけたと思いますので、早速問題を解いていきましょう。

(まだの場合はテクニック3に戻ってから「手付の額」のポイントを確認してみてください。)

 

<平成21年 抜粋 一部改>

問題

宅地建物取引業者Aが行う契約の売買または売買の媒介に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定違反するか、しないか。

は、自ら売り主となる建物(代金5,000万円)の売買に際し、あらかじめ買主の承諾を得たうえで、代金の30%に当たる1,500万円の手付金を受領した。

 

解答と解説

[su_accordion class=””]
[su_spoiler title=”解答と解説を見る” open=”no” style=”default” icon=”plus” anchor=”” class=””]
解答
違反する

 

解説

この売買は、宅建業者Aが自ら売り主となるものであり、

代金額の10分の2を超える、代金の30%に当たる手付金を受領していますね。

宅建業法の規定に違反することになります。

 

この問題では代金の30%との記載がありますので5000万円から金額を導き出さなくてもいいですよね。

[/su_spoiler]
[/su_accordion]

 

しっかりと整理をして頭に入れておいてくださいね。